私たちについて
About us
NPO法人 緑とくらしの学校「森のようちえん てくてく」は、
森を子どもの育ちの場とし、森での幼児教育を展開しています。
関わる全ての方と自然と寄り添うくらしを創造していく中で、
子どもたちが豊かに育ちあっています。
これは地域に豊かな自然環境があってこそ子どもが育つ場が保証できるのです。
この環境を守っていくことで、
さらに豊かな自然と人の知恵や伝承技術が受け継がれていくことを願っています。
私たちは、子どもたちの育ちの場となっている「てくてくの森」の整備を自分たちの手で行っています。
このように子どもたちも大人もみんなで力を集めて、
森を整備する活動は、
自然と人が関わる長い年月とその重みを感じながら、命に出会う機会となっています。
そして、私たちが提供する森の施設で、その命を最大限生かしています。
間伐材が柱に薪に、茅が屋根に、竹も燃料にと、私たちの森で見るものすべてが資源であり、
それを生かしてみんなの手で形にしていく活動は、大人も子どもも輝き合うのです。
そして、私たちは森だけでなく、田んぼや畑での活動にも取り組んでいます。
無農薬で子どもたちがはだしで入れる田んぼ、畑でそのままできた野菜を食べれる畑です。
草を敵とせず、草を生かし、その草に集まる虫や菌に十分に働いてもらいながら、
できたお米や野菜は、子どもたちの体を作ってくれます。
そして、なんといってもそこで出会う生き物たちの豊かさに
あらためて循環する自然環境の豊かさを実感します。
こうして守られる自然環境や連綿と続く自然と寄り添う暮らしの中で
育つ子どもたちの笑顔やまなざしは尊く確かなものです。
子育て支援事業 | 森のようちえん てくてく 森のようちえん てくてく「土曜日組」 森の子育て広場「おやこ組」 |
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自然体験支援事業 | こどもしぜんあそび塾 ※小学生の自然体験の場 |
くらしの提案事業 | 子育ての森づくり・無農薬子どもあそび農法田畑の取り組み・郷土食や生活文化の伝承 |
卒園生の声
「もどりたーい」とよく思います。
幼稚園の頃のことを思い出すと、木の上から眺めた景色や空のいろ、
火を炊いたことが匂いとかと一緒に出てきます。
また森へ行きたいです。
卒園生の保護者の声
卒園してからも、森づくりに参加しています。
週末に家にいると、お父さんはごろごろしているだけだったかもしれないけれど、
子どもがお父さんの薪を割る姿にあこがれを持っているようです。
卒園しても、参加できる活動があり、森と繋がっていられるのは、ありがたいです。
小学校でも友達が多く、いつもランドセルをほおり投げて遊びに出かけています。
もう!と思いながら嬉しく見ています。