森の幼児教育・保育として、認定こども園「森のこども園てくてく」を運営するとともに、月に1回の「森の幼児教室てくてく 土曜日組」、認可外保育施設として2歳児クラス「森のおうち園 てくてく りす組」を行っています。
園長の小菅が小学校の教員時代に生活科でポニーと共に過ごした子どもたちの体験の中から湧き出てくる力に出会いました。その後、ポニーを引き取り、キャンプ場で子どもたちに野外活動を提供していた時に出会った、一冊の本「さあ、森のようちえんへ」(石亀泰郎著)がきっかけで、森の幼稚園発祥の地"デンマーク"を2004年冬に視察してきたことが活動の始まりです。帰国後、2004年春に新聞連載の機会をいただき、地域の理解や子育て中のお母さん達より支持を受け、「森のようちえん てくてく」として活動を立ち上げました。上越市での活動の展開だけでなく、講演活動や執筆なども行い、全国の野外幼児教育の普及・啓発に力を注いでいます。
・2006年 4月開園、園児1名から始まる 園長自宅を園舎として活動
・2009年 園舎を滝寺事務所に移転
・2011年 森のようちえん全国交流フォーラムの開催
・2015年 10周年記念事業「森の記憶」映像上映会実施
新園舎として「下正善寺のおうち」を改修
保育部門をスタートし11時間保育に対応を始める
・2016年 認可外保育施設の指導監督基準を満たす証明の認定を受ける
・2020年 認定こども園への意向を要望する署名活動を実施、市へ要望
・2021年 4月 認定こども園に認定を受ける
森のこども園 てくてく と改名
私たちは、教え育てることから、共に育ち合う姿を大切に、すべての人と学び合います。
◎自然を感じる
ある人は言いました。「知ることは感じることの半分も重要ではない」と。
私たちは毎日森を育ちの場とし、命を感じます。
◎くらしをつくる
自然に寄り添った暮らしの中で、子どもたちは自分の手をたくさん使います。
そして暮らしをつくる大人の背を見て育ちます。
◎子どもの力を信じること
決して与えすぎず、湧き出る子供たちの力を信じ、一つ一つの成長に寄り添い、待つ姿勢を大切にします。
☆自分を愛せるこども
自己肯定・自尊心
☆人に手をさしのべ・認めあえるこども
他者自愛
☆自分の足であるくこども
自己決定・挑戦心
☆どんなことも楽しく取り組むこども
好奇心・向上心
☆自分の気持ちを表現できる子ども
自己表現
☆にこやかにわらい、おいしく食べ、楽しく歌う子ども
自己開示・自己解放